去年7月父が他界した時、もう当分こいう別れは嫌だとつくづく思った。
それほどに喪失感が大きくて夏が過ぎ秋が終わり冬が来てもその思いは変わりなかった
なのに現実というのは容赦ないものです。
3月7日に義父が他界いたしました。
87歳の年月は「まずまずの人生だった」と他界する3日前に会いに行った義姉に
語ったそうです。
お義父さん、ありがとうございました。
あなたの息子との生活は静かで穏やかで満ち足りています。
お義父さんとお義母さんがいらしたおかげで今この平穏な生活が私にあります。
今頃はおふたり仲良く空から桜を見ているのでしょうね
そして3月15日に親友が48歳という若さで旅立ちました。
彼女との出会いは私に新たな扉を開ける勇気をくれました。
彼女が引き合わせてくれた仲間達との交流はいつも楽しくて心浮き立つものです。
私にとって大きな大きな財産となった出会いです。
だから彼女のお通夜そしてご葬儀に参列するのが嫌でしょうがなかった
参列したら彼女が天国へと旅立ってしまった事を現実のこととして
受け止めなければならない
それに私の心が再び父を失った時と同じようにのあのなんとも言えない
そして、いかんともしがたい悲しみに舞い戻ってしまうのが怖かった。
ですが棺の中に横たわる彼女の顔は美しく活力に満ちていました。
だから私は「わかったよ。 あなたの人生はまだまだこれからも続くんだね」と心の中で
話しかけた。
そいうことなら侑佳さん、また会おう!!
いつかまた空の彼方で必ずまた会おう!!
こんなに早く桜が満開なのはきっと天に昇る彼女を見送るためなんだろうと思う。